「いくら借りるか」は、「いくらなら返せるか」で考えるようにしましょう。慎重に検討し、無理のないマイホーム購入をめざしましょう。というより、JA・JAバンクの住宅ローンには、「借り換え応援型（借換応援型）」というそのものずばりの商品があります。登録されているマンションであれば、「適合証明省略に関する申出書」を金融機関に提出することで、適合証明手続きを省略できます。今借入れしている住宅ローンよりも、より有利な商品があれば、借換えをした方が今後の総返済額を抑えることも可能です。では、同じ金利タイプでの借換え効果の例を見てみましょう。

書類も申込み書のほか、年収を証明するものや物件の謄本などを取り揃える必要があります。Eさんの住宅は市街化調整区域内にあり、この銀行の融資対象は市街化区域のみとなっていました。●借換え現在の住宅ローンよりも有利な金利条件の商品があれば、借換えをすることにより総返済額を抑えるなどの効果が期待できます。※保証人には、できることなら、自分もなりたくないし、また頼みたくもないですね。借入金額が多いほど保証料も多くなりますし、返済期間が長期になればなるほど、やはり保証料は高くなっていきます。ただし、返済期間の延長はできないので、元金据置期間終了後は、返済額は再計算され、当初よりも増える点には注意しましょう。

今後変動金利型住宅ローン、固定金利住宅ローン金利がどのように変化するのか予想するため、住宅ローン金利の仕組みを研究しましょう。さまざまな金利タイプの登場により、どのような場合に借換えメリットがあるかは、一概には言えなくなってきています。特にペナルティはなく、取り下げをした後に再度申込することも可能です。ただし、見直し時の金利や返済額の上昇について上限は設定されていないため、大幅に金利が上昇すれば、それだけ返済額も増えることには十分注意が必要です。夫婦で住宅ローンを組んだ場合などは、連帯保証、連帯債務などの形をとることがありますが、これは借入れした当人の範囲内です。この点で、ネット銀行の繰上返済の利便性はすぐれています。

30歳ならば35年返済が可能ですが、50歳だと満80歳になるまでに完済であれば最長29年ということに。まずは、繰上返済効果をシミュレーションしましょう。（※）個人の信用情報が個人信用情報センターに履歴として残る期間は、「５年」です。効果があるのであれば、候補となる住宅ローンの中で、繰上返済の利便性に優れるものを選択するようにすると良いでしょう。変動金利型の金利は、政策金利の動きをニュースなどでキャッチし、さらに各金融機関がどのくらいの引下げを行っているのかをチェックすることで把握することができます。「住宅ローン審査に承認される方法」の【返済負担率が高すぎるとき】で解説したように、住宅ローンを申し込む金融機関を選ぶことで承認される金額が変わることがあります。

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